おおさわの地域おこし
「アグリパークおおさわ」のある大沢地区は、もとは冬になるとバスが通らなくなる不便な地域でした。人口は減り、農業を家業とする方たちも高齢化がすすみ、大沢地区の活性化は急務でした。そこで、高齢化が進む今個人での農業は難しいことから、大沢地区を中心として地域全体で営農しようということになったのです。
昭和58年、大沢青年会が中心となり振興会がスタート。コンバインなどを貸し出す農業機械銀行などの効率的な地域農業運営システムに発展していきました。地域の活性化には人の交流が不可欠と、サマーフェスティバルや収穫祭にも力を入れました。
そして平成10年度。旧 種市町が観光の目玉として大沢地区に宿泊や入浴施設、体験工房などを兼ねそろえた洋野町ふるさと交流館「アグリパークおおさわ」を建設・オープンとなりました。
「アグリパークおおさわ」は一般の宿泊施設とは違い、洋野町民の交流や農業の核としての役割を果たすパークです。町民間の交流はもちろん、たくさんの方々との交流を大切にしたい。また、この大沢地区の人、地域や自然、ありのままを魅力として感じてもらえたら・・・・・・。そしてゆとりと静けさの中、物心ともに豊かになっていけたらと思います。
地域づくりから30年。アグリパークおおさわは、今日も元気いっぱいです!
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